当院は、結核に療養所として昭和26年にこの地に生まれました。その後、急性期から慢性期まで、そして小児からお年寄りまで島嶼部(とうしょぶ)という狭い地域の中で完結する医療を行ってきました。
今私たちが目指している医療は、もう少し大きな地域で完結する医療の中で、急性期から在宅への橋渡しをするいわゆる慢性期に特化した医療です。それは医療も介護も含めて、それまで生活してきた地域で最後まで暮らしていくにはどうすればいいかみんなで考え、実行していくということです。その努力が日本の医療を支える基本だと思っています。
今まで育ててもらった当院をこれからも皆さんの力をお借りして、今まで以上に地域に根をはった存在にしていただきたいと思います。
院長 吉中 建
1978年 | 広島大学医学部卒業 |
1978年 | 広島大学原爆放射能医学研究所(原医研)外科入局 |
1979年 | 宇和島社会保険病院外科 |
1980年 | 北大阪消化器病センター外科 |
1981年 | 原医研外科 医員 |
1984年 | 原医研外科 助手 |
1987年 | 済生会呉病院外科 医長 |
1990年 | 住吉浜病院 副院長 |
2002年 | 住吉浜病院 院長・理事長 |